ログやファイル先頭を確認する: head

初級63

大きいファイルを全部開かずに、先頭だけ確認する `head` の使い方を学ぶレッスンです。

head で先頭を見る

head はファイルの先頭部分だけを表示します。ログ確認や内容のざっくり把握に便利です。

$ head notes.txt

cat はファイル全体を出すので、行数の多いログだと画面が流れて読めません。

head なら「最初の数行だけ」を確実に確認できます。

行数を指定する

既定では先頭 10 行が出ます。行数を変えたいときは -n を付けます。

$ head -n 5 notes.txt

使い分けの目安

やりたいことコマンド
中身を全部見るcat
先頭だけ見るhead
形式や見出しを確認するhead

こういう時に使う

- ログの書き出しがどうなっているか確認したい

- CSV の 1 行目(見出し行)だけ見たい

- 大きなファイルを開く前に中身の見当をつけたい

先頭を見て形式を掴んでから、必要なら grep で目的の行を絞る——

この流れがログ調査の定番です。

tail と組み合わせる

先頭が head、末尾が tail です。障害調査では「直近に何が起きたか」を見たいので tail の出番が多くなります。

$ tail -n 20 system.log

よくあるつまずき

- 10 行しか出ない — 既定が 10 行です。-n で行数を指定します。

- ファイルが大きすぎて心配headtail は必要な範囲だけ読むので、巨大なログでも問題ありません。

- 目的の行が先頭にも末尾にも無い — その場合は grep で語句を指定して絞り込みます。

次のレッスン: ファイルを複製して移動する: cp と mv

user@dojo:/home/user
user@dojo:/home/user$
練習問題 — 0/3 完了 (0/50pt)
`notes.txt` の先頭を表示してください。
15pt
`/var/log/system.log` の先頭を表示してください。
15pt
`notes.txt` の先頭 5 行だけ表示してください。
20pt