大きいファイルを全部開かずに、先頭だけ確認する `head` の使い方を学ぶレッスンです。
head はファイルの先頭部分だけを表示します。ログ確認や内容のざっくり把握に便利です。
$ head notes.txt
cat はファイル全体を出すので、行数の多いログだと画面が流れて読めません。
head なら「最初の数行だけ」を確実に確認できます。
既定では先頭 10 行が出ます。行数を変えたいときは -n を付けます。
$ head -n 5 notes.txt
| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| 中身を全部見る | cat |
| 先頭だけ見る | head |
| 形式や見出しを確認する | head |
- ログの書き出しがどうなっているか確認したい
- CSV の 1 行目(見出し行)だけ見たい
- 大きなファイルを開く前に中身の見当をつけたい
先頭を見て形式を掴んでから、必要なら grep で目的の行を絞る——
この流れがログ調査の定番です。
先頭が head、末尾が tail です。障害調査では「直近に何が起きたか」を見たいので tail の出番が多くなります。
$ tail -n 20 system.log
- 10 行しか出ない — 既定が 10 行です。-n で行数を指定します。
- ファイルが大きすぎて心配 — head と tail は必要な範囲だけ読むので、巨大なログでも問題ありません。
- 目的の行が先頭にも末尾にも無い — その場合は grep で語句を指定して絞り込みます。
次のレッスン: ファイルを複製して移動する: cp と mv